ハリーズ・ロー #7「アメリカン・ドリーム」

 ジェナの車が盗まれる。大騒ぎするジェナに対して冷静なハリー。ジェナはハリーの冷たい態度に腹を立てる。ジェナはデミエンに捜査を依頼する。ジェナとハリーはどんどん溝を深めていく。
 ジェファーソンが慌しくハリーに会いに来る。ジェファーソンは、アルビノであるタンザニア人の国外追放の裁判を手伝って欲しいと頼む。実はジェファーソンは彼らが苦手で、まともに目を合わせて話せないという。彼らはタンザニア内での迫害を逃れ、違法にアメリカに移り住んでいたという。
 デミエンがジェナの車を盗んだというジャマールを連れてくる。ジャマールは仲間にテレビ泥棒だとうその供述をされた事で困っているという。ジェナの車と引き換えに、ジャマールは裁判で無罪を勝ち取れという。怒ったジェナはジャマールの話を録音したと言い、裁判の弁護を引き受けるかわりにすぐに車を返せと怒鳴り散らす。デミエンはジェナが証言を録音して脅し返した事で信用を失ったと激怒する。その後、ジャマールの姉が弁護の依頼にやってくる。マルコムは魅力的なジャマールの姉と意気投合する。
 ハリーたちの裁判が始まる。アメリカの移民政策は厳しく、裁判はかなり不利だった。裁判ではタンザニアでのアルビノの人達が命を狙われているというひどい状況が語られたが、検事は何故今まで亡命手続きをせずにいて、逮捕された途端迫害のことを口にするのかと反論してくる。
 ジェナの脅しが効いて車は戻ってくる。しかしジェナの怒りは収まらない。ジェナはハリーが自分を評価していないと感じていた。ハリーはその場を納めようとするが、ハリーの皮肉や態度が気に入らないとここぞとばかりぶちまける。
 ジャマールが車泥棒で逮捕される。警察はジャマールが在籍している盗難車を売りさばいている組織のリーダーのリックについて供述すれば無罪にするというが、リックの仕返しが怖いジャマールは悩んでしまう。
 デミエンとマルコムは盗難車が加工される工場を探し、警察のふりをしてリックと話をつけようとするが、そこに出てきたのはジャマールの姉だった。マルコムは彼女にだまされたと失望し、怒りを覚える。ジャマールの姉はマルコムに説明をしようとやってくるが、マルコムは言い訳すら聞かずに彼女を帰す。
 ジェナの怒りは収まらないままだった。ハリーはジェナを呼び、自分がどれほどジェナに救われ、ジェナの力量を認めているかを語る。ジェナは機嫌を直していく。
 ハリーたちの裁判の結審が下る。ハリーたちの訴えもむなしく、裁判長はアメリカが置かれた立場を説明し、残念ながら受け入れることは出来ないという結論を伝える。ハリーもジェファーソンもがっくりと肩を落とすが、ハリーは諦めないようにと帰国させられる彼らを勇気付ける。ハリーはジェファーソンに今こそ彼の力でこの問題を取り上げるべきだと背中を押す。


 このドラマの流れからするとかなり重くて憂鬱な内容でした。ジェナの一件はよしとしても、タンザニアに返される人たちの話には驚きました。調べて見ると、本当にそんな迫害があるとの事。私は全く知らなかったのでただただ驚き、ショックを受けました。この先、ハリーたちが彼らを救うことができるのかわかりませんが、ジェファーソンが本気を出してなんとかしてくれるエピが作られる事を期待しています。あんなに苦手意識を持っていたジェファーソンも最後は握手できるほどだったし。
 いつもハリーの嫌味にも気にすることなく対処していたジェナが車に関しては別人になるほどの怒りっぷりを見せました。あの車には何か他にも大切な秘密があったのかな。今回ジェナがハリーとやりあったのは良かったみたい。ハリーはジェナにかなり頼っているし期待していることが分かったみたいだし。ジェナがいるから、あの事務所は明るく、清潔感のある素敵な庶民の事務所になっているのは私にも分かっていることです。ジェナが元気に働いてくれそうなので安心しました。
 場所が場所だけにまだまだいろいろな問題が山積みになっていきそう。でも出来れば、今回みたいな重すぎる事件はこれ以上パスしたい気分。でも庶民の味方ジェファーソンには、がんばって今回の続きをがんばってもらわないと!!

テーマ : 海外ドラマ(欧米)
ジャンル : テレビ・ラジオ

ハリーズ・ロー #6「ギャングの掟」

 ある日、デミエンが地元のギャングがいさかいを起こしており、危ないから店を数日閉めるようにという。いさかいの原因は、リンクウッド所属のドゥエインが、ブーン・バーク所属のCKが自分の元彼女と付き合っていると聞き、激怒してCKの車を壊したことが発端だと言う。ハリーはくだらないと切り捨てるが、マルコムはすべてメンツの問題だと説明する。ハリーはデミエンから以前はストリートの仲裁人がいたが、その人が亡くなってからとめるものがいなくなったと聞き、マルコムが止めるのも聞かずに自分が仲裁人になるという。
 アダムはレイチェルに頼まれて、トミー・ジェファーソンと戦う事になる。ジェファーソンは46年間勤務した男性を高齢だからと言って最初にリストラした事を訴えていた。和解金が折り合わず、この問題は法廷で争われる事になる。
 ハリーの事務所にはギャング2グループが集まってくる。ハリーがスラングを理解しない事や高圧的な態度をとることからリーダー達はハリーではなく、マルコムに仲裁人になるように求める。仕方なく、マルコムが仲裁人になると約束して、後日集まる事になる。
 その夜、ハリーが帰ろうとすると車にはルイスが待ち構えていた。ブーン・パークに所属しているルイスはギャングの組織から抜けたいと言う。翌日、ハリーはマルコムにその話をする。マルコムはギャングを抜けさせるのは命がけで、ハリーには無理だと必死に訴える。
 ハリーはルイスに自分は力になれないと話す。CIRVという団体がルイスを助けてくれるとハリーは説得しようとするが、ルイスはハリーに助けて欲しいという。
 マルコムは当事者の2人から話を聞く。CKには彼女と出会った経緯を聞きだす。マルコムは判断に困っていた。ハリーはマルコムにどれほど期待しているか話し、マルコムを勇気付ける。マルコムはドゥエインに車の価値にあたる8000ドルとしドゥエインに支払いを命じ、ドゥエインにはCKの交際を認めるように命令を下す。マルコムの毅然とした態度に、2人のリーダーもその要求を呑む。解散しようとするハリーは、ギャングたちをもう一度椅子に座らせ、未来のためにも仲間が抜けるという意思を尊重し、ギャングを抜けるものの相談役となり、もしも抜けようとした者が死んだ時は犯人を追い詰めると宣言する。
 ジェファーソンの弁護は好調だった。依頼人が仕事を失ってどれほど傷つき、戸惑ったかを訴えかけた。レイチェルは、ジェファーソンの依頼人は裕福である事と、リストラ選びの難しさを訴えかける。陪審員の表決は、原告の勝訴、しかし賠償額は75ドルとされた。ジェファーソンは、無敗の記録は伸びたが、複雑な心境だった。
 アダムの裁判の結果がハリーにもたらされたとき、ルイスが病院に運ばれたという連絡も入ってくる。瀕死の状態でベッドに横たわるルイスを見たハリーは心を痛めるが、ルイスは殴られるだけでギャングを抜けられたとハリーに感謝の言葉を口にする。ルイスはマルコムのように大学に行きたいと願っていた。ルイスはハリーが命の恩人だと言う。

 ギャングの世界は到底理解できないけど、あんな風に話し合ったりするのだろうか。ハリーの一言でリンチだけで済んだ事を感謝するルイスのことは私もよく分からないけど、ギャングを抜けるってそんなに大変なことなんだと驚きました。多分現実の世界では、おばちゃんがあんな風に訴えかけたところで相手は聞き入れないだろうけど。またハリーの事務所に新しい仕事が増えたようです。
 ジェファーソンって裁判前、あんなにばたばたしてるんだ!いつもデキ過ぎる秘書さんに洗脳してもらって初めて冷静になっているところが面白い。彼女、毎回ジェファーソンを落ち着かせるいろんな手を持っているみたい。彼らの話はいつも面白い!ホント、ジェファーソンってイイ人なのに、なかなか理解されないタイプみたい。秘書さんはジェファーソンのママみたい!!

テーマ : 海外ドラマ(欧米)
ジャンル : テレビ・ラジオ

ハリーズ・ロー〜裏通り法律事務所〜 #5「裏切りと真実」

 浮気した妻を殺したと思われる夫の弁護を引き受けたハリーだったが、彼が犯人ではないと嘘を言っていた事を
知り、しかもそのまま嘘を突き通す事を強いられ腹をたてたハリーはこの弁護を降りると決意する。
 事務所に戻ってくると突然警察が踏み込んできてマルコムを逮捕して連れて行ってしまう。すぐにハリーとアダムがマルコムの釈放を求めて警察に向う。そこへジェファーソンもかけつける。ハリーは2人に任せて裁判を降りる手続きに向う。
 マルコムは担当刑事のガルシアから、以前付き合いのあった麻薬の売人ドウボーイを逮捕するためのおとり捜査を依頼される。マルコムは拒否するが、1度だけだし保護観察も短くすると言われ、保護観察を終了させ、過去の罪を帳消しにしてくれるならやると交渉を持ちかける。弁護士になるには前科が壁になっていた。マルコムはアダムとジェファーソンが驚く中、釈放される。
 判事はすでに裁判が始まっておりそのまま続けるようにハリーに命令する。ハリーは裁判にわざと負けると宣言するが判事は聞き入れない。どうしても納得できないハリーは、依頼人を弁護するふりをしながら彼が犯人であると口にする。裁判は審議無効となり、ハリーは留置所に入れられてしまう。
 アダムはガルシアを伴い検事の所へ行き、マルコムが仕事を終えたら前科を消してもらえるように依頼する。そこへハリーが法廷侮辱罪で留置所に入れられたと連絡が入る。ハリーは簡単に考えていたが、留置所にやってきた判事はハリーの永久資格剥奪を要求すると告げる。
 マルコムは盗聴器を身につけて麻薬を買いに行く。そこでドウボーイのボスが幼馴染のタンクだと知り、咄嗟に盗聴器を切る。タンクは更正の道を歩みだしたマルコムには麻薬は売らないと言う。マルコムは従兄弟用だと嘘をつく。麻薬の受け渡しは明日と決まる。マルコムはかつての親友を陥れる事になると心を痛め悩み始める。ジェナはマルコムに、麻薬時代の知り合いは友達ではないとマルコムにアドバイスする。ちゃんと心を固めないと潜入捜査は危ないと注意を促す。
 ハリーの懲戒委員会の審議が始まる。ジェファーソンも同じ仲間として同行するというが、アダムだけが同行することになる。判事達はハリーの資格剥奪を要求する。ハリーはここが潮時なんだとやめる決意をするが、アダムに自分やジェナ、マルコムのためにも今やめさせられないと説得する。
 ハリーの最後の主張が始まる。ジェナもマルコムもジェファーソンも傍聴する。ハリーは現代では、弁護士は正義を後回しにして勝つ事のみを強いられていると訴える。しかしハリーは次に同じことが起こっても仲間を守るために実務をこなすと言う。ハリーはやり直したいと反省の意思を表す。ハリーの主張が聞き入れられ、今回は資格剥奪されずに済む。
 マルコムのおとり捜査が開始される。ドウボーイにタンクを呼ぶようにいい、タンクに麻薬が本物か証明させる。タンクはマルコムに二度とここへ来てはいけないし、マルコムはちゃんと勉強して弁護士になるように訴え、自分と決別させる。そこへ警察が踏み込み、ドウボーイとタンク、マルコムも一旦逮捕される。
 釈放されたマルコムは自分が汚いものになったと深く傷ついていた。ハリーはマルコムにマルコムは過去と決別して更正の道を歩んでいるんだと勇気付ける。そしてこの事務所を危うくさせた事をアダムやジェナに謝る。そこにハリーの復帰を祝ってジェファーソンが大きなケーキをもって祝いにやってくる。


 今回の話はハリーの正義感あふれる性格が前面に出ていて良いエピでした。ただこの現状では、犯人だと分かっていても弁護するしかないみたい。ハリーの正しい正義感をマルコムのような後輩たちがしっかり受け継ぐといいなというところ。
 悪かったところは悪いと認め、ジェファーソンにもデミエンにもしっかり謝罪できるアダムも本当にいい人。そして意外にもいい人なジェファーソン。自分もファミリーの一員だと押しかけるところがジェファーソン流すぎるところだけど、ジェファーソンのおかげでハリーが家族が増えた事に気づけた…かな?
 タンクも実はイイ人。出来ればハリーに弁護を引き受けてほしいところだけど、マルコムが絡んでいるから無理かな。出会う人が変われば、彼もマルコムのように更正の道をたどれたかも。
 そして忘れてはならない「マイアミの極悪人」ことGonzalo Menendez演じるガルシア刑事。この人って本当に極悪人か刑事かどっちかの役だから面白い。ガルシア刑事の登場はまだまだありそうです。

テーマ : 海外ドラマ(欧米)
ジャンル : テレビ・ラジオ

ハリーズ・ロー〜裏通り法律事務所〜 #4「正義の報酬」

 ジェファーソンは、ファストフード店を訴えた肥満に悩むイボンヌの弁護を引き受ける。マルコムはジェファーソンの助手としてこの裁判に臨むことになる。ジェファーソンは陪審員たちの同情を引こうという作戦で、ファストフード会社から和解金をもらおうという作戦を練る。
 アダムとの電話中、チュンホアは暴漢に襲われてしまう。父親がかけつけた事で事なきを得たが、チュンホアは大怪我をしてしまう。気丈なチュンホアは、病院で容疑者の写真を見る。
 マルコムについてハリーはイラついていた。こんな訴訟をするためにマルコムを釈放させたんじゃないと怒りを爆発させる。そしてマルコムの受けた仕事に憤りを感じていると話す。
 その後チュンホアは退院することになる。病院にやってきたデミエンはチュンホアに謝罪し、自分が絶対に犯人を見つけると約束する。そこへ刑事がやってきて、犯人を捕まえたと言う。チュンホアはアダムが止めるのも聞かずに、早く犯人を逮捕させたいと面通しに向う。
 ハリーはジェファーソンのオフィスに向う。ハリーはこの訴訟がマルコムに悪い影響を与えるんじゃないかと心配していると語る。ジェファーソンは、ハリーに考え方の違いがあると説いて聞かせる。ジェファーソンは大げさな演出で裁判前の企業との話し合いに臨もうとしていた。その方法にマルコムは驚愕し、アダムに相談する。アダムは今までもジェファーソンはそうやって企業を訴え勝ち抜いてきたと教える。
 チュンホアからアダムに連絡が入る。検事に呼ばれたと言う。担当検事は、チュンホアを襲った男が、半年前に市議が殺された事件の犯人の情報を知っており、司法取引をすることでその男が釈放される事になると語る。この結果にチュンホアもアダムも憤りを覚えずにはいられなかった。チュンホアはショックを受け、アダムとも話をしたがらなかった。デミエンが事務所にやってきて、チュンホアを襲った男の住所を聞く。ハリーはデミエンが何をしようとしているか察し、無茶をしないように言うが、デミエンは聞く様子もなく事務所を飛び出す。
 ジェナはチュンホアにスープを持って会いに行く。ジェナは子どもの頃に体験した辛い話をチュンホアに聞かせ、今でも心の傷が癒えないし、かわいいものや幸せなものに執着していると語る。ジェナはこの先もチュンホアにスープを持ってくると約束し、周りに心配する人が多くいると励ます。チュンホアはジェナの優しさに笑顔を取り戻す。
 ジェファーソンと企業の争いは法廷に持ち込まれることになった。企業が申し立て却下を訴えたのだった。ハリーはマルコムに、ジェファーソンのような弁護士は陪審員の心をつかむが、裁判官には嫌われるというところをよく見てきなさいとアドバイスし、マルコムのレポートは良く出来ていたと評価する。
 デミエンは、チュンホアを襲った男の家に仲間と共に押しかけ、暴行を加える。男は瀕死の重傷となり、デミエンは手配される。ハリーはアダムが男の住所を教えたと勘ぐるが、アダムはこの連絡を受けてショックを受けており、男の住所は知らないとハリーに言う。
 デミエンが事務所にやってきた所を踏み込んできた警察に逮捕される。アダムはデミエンの弁護を引き受ける。ハリーとアダムが留置所にデミエンに会いに行くと、デミエンは証拠はないし、自分はやっていないとシラを切る。アダムは担当検事に掛け合う。アダムは裁判に持ち込み、議員殺人事件の証人が悪人である事を訴え、それで議員殺害事件も証拠能力を疑われ裁判はうまくいかないだろうと訴える。そして議員殺害事件も解決するために、デミエンの件は証拠がないという事で無実にするべきだと圧力をかける。デミエンは釈放される事になる。アダムはデミエンに、これからは警察の目がきつくなりデミエンは今までどおりに動けないと注意を促す。そしてアダムはデミエンが暴力に訴えた事に怒りを覚えていると言って去っていく。
 ジェファーソンの裁判が始まる。緊張するジェファーソンに秘書は落ち着くようにアドバイスを与える。ジェファーソンは、ファストフードの中毒性が立証されている例を取り、冷静に訴えかける。ジェファーソンは黒人が心臓病になりやすい体質であるのに、黒人たちが多く住む町にわざと店を作り、おもちゃで子どもをつるような事をすべきではないと訴える。その結果、判事の心をつかみ、陪審員裁判で審議してもらえという結論を出す。すぐに企業は和解を申し出て、ジェファーソンは80万ドルという和解金を勝ち取る。マルコムは6万ドルの取り分をもってハリーに渡す。ハリーはマルコムに謝罪し、ジェファーソンに会ってやり方が違うだけでダメな弁護士呼ばわりをした事を謝罪する。
 アダムは勇気を出してチュンホアに会いに行く。チュンホアはアダムが来てくれた事を素直に喜ぶ。


 あぁこのドラマもこういう裁判を取り上げるんだ。がっかり。こういう理不尽な訴えがいやで「プラクティス」も途中で見るのをやめたのに。ファストフードが寿命を縮めるなんてねぇ。そうかもしれないけど、自らお金を出して食べ過ぎて太ったから訴えるってどうなんでしょ。ジェファーソンの言い分を受け入れた裁判官にもがっかり。ファストフードもお菓子もない国にしたいのかしら。自由の国すぎてついていけません。
 そして6万ドルを勝ち取ったからマルコムにもジェファーソンにも謝罪したハリーにもがっかり。マルコムの場合はそれだけじゃないだろうけど。ハリーは基本的になんでも訴えるという訴訟国家になることを恐れている見識のある弁護士らしいけど、この先こんな理不尽な訴えばかりになったらこのドラマはリタイヤしよう。ファストフードを食べまくって、自分のみならず子どもにまで与えて太るだけ太ったから店のせいだと大金をせしめるのって普通じゃないと思うんだけど、日本人だからかな。じゃあイボンヌの家の近くに太りにくい自然食品のお店を出せっていうのかしら。ファストフードと麻薬とイコールにしちゃうのって違和感を感じずにはいられないんだけど。たばこをすったせいで肺がんになったから訴えるというのもねぇ。日本ではない訴訟だけにどうしても理解できません。
 今回、チュンホアの事件にも苛立ちを感じていたし、いやな展開だったけど、その中で唯一ジェナの優しさに触れられたのが良かったかな。あんな明るいジェナに苦しい過去があったなんて。ジェナのお陰でチュンホアに笑顔が戻ってよかった。デミエンはイイヤツだけど、この先はあまり無茶してほしくないな。アダムとの交流でデミエンも成長してくれるといいなと思います。
 今回の検事は、「コールドケース」のキャット。最近「コールドケース」を見ていなかったので懐かしい感じがしました。また出てくれるかな。彼女は物分りのいい検事さんのようなので安心して見ていられるかな。次回もまたあの単純な判事か…いやな予感。

テーマ : 海外ドラマ(欧米)
ジャンル : テレビ・ラジオ

ハリーズ・ロー #3「無実の男」

 デミエンが神父を連れてやってくる。神父の話では、最近自殺した信者が自分が偽証したせいで無実のジェフリー・ロリンズが終身刑になったと解告したという。しかしこの事を公にするのは、神父と言う立場では許されないことだと言う。しかし神父は意を決してハリーと一緒にジェフリーに会いに行く。
 ジェフリーは今やっと仮釈放のチャンスをもらえるところだと語る。いらつくジェフリーは罪を認めればとにかく自由になれるんだと言って2人を追い返す。ハリーは罪をかぶるという事は、外に出ても自由ではないという現実をつきつける。
 ラオの店では先日の裁判のせいで、人権無視だとプラカードを持って押しかける人であふれ、店のガラスも壊されるほどだった。ネットでも悪口があふれ、うんざりしたラオ親子は再雇用を承諾する。
 アダムはジェファーソンの所に話しにいくが、怒りが収まらないジェファーソンはアダムを罵り、和解金200万ドルを要求する。困ったアダムは、レイチェルに相談する。レイチェルはジェファーソンは絶対に原告にこの話をしていないから、直接アダムが彼女と交渉すればいいとアドバイスする。
 事務所で留守番をしていたマルコムは、イヴォンヌという太った女性から太って仕方ないから近所のファストフード店を訴えたいと相談を受ける。再びイヴォンヌがやってきた時、ジェファーソンが200万ドルよこせとハリーに詰め寄っていた時だった。イヴォンヌの話を聴いていたジェファーソンはイヴォンヌの訴訟を引き受けることにする。大手チェーン店が相手だと知ったジェファーソンはやる気まんまんだった。マルコムはジェファーソンの高圧的な態度にあきれかえる。
 ハリーが同席してジェフリーの仮釈放の審査が始まる。なんとしても自由になりたいジェフリーは罪を犯したと認め、謝罪の言葉を口にする。しかし評議委員は、ジェフリーが罪を認めたにも関わらず、謝罪の手紙も書かず、聖職者に懺悔もしていないことから、ジェフリーの嘘だと見抜き仮釈放は却下される。それを聴いていたハリーは激怒し、認めても認めなくても仮釈放はなしという結果と評議員の冷たい態度に激怒して、タンカを切って部屋を出て行く。ハリーはなんとかジェフリーの無実を証明しようと奔走する。しかし誰も死人の懺悔では動いてくれなかった。諦めきれないハリーは仮釈放委員会を法廷に引っ張り出すことを決める。
 アダムはラオを訴えていた女性の家を訪ね、和解案について説明する。何も知らなかった依頼人は、ジェファーソンをクビにしてラオの申し出を受けることにする。
 ジェフリーの仮釈放についての裁判が始まる。判事達は、ジェフリーが有罪であるという立場を崩さない。しかしハリーは臆することなく言い返す。怒った裁判官は我慢の限界だとハリーを追い出そうとするが、それを聴いていたジェフリーは怒りをぶちまけ、いつまでも規則に囚われているのかと訴える。ハリーは罪を認めなくても仮釈放できると言う判決を手にする。
 再びジェフリーの仮釈放の審査が行われる。すでに25年も模範囚として刑に服していることや、刑務所長の勧めもあることと、裁判結果をかかげ、ハリーはジェフリーの釈放を訴える。ジェフリーは真摯な態度で接し、釈放委員会はジェフリーの釈放を認めた。
 アダムが原告と直接話した事でジェファーソンは激怒する。ハリーはジェファーソンがいるバーに行き、話をする。ジェファーソンはハリーに自分の事務所に来ないかと誘う。ハリーの心象のよさが欲しいのだと言う。ハリーになぜいつも道化を演じているのかと聞かれ、以前した失敗についてジェファーソンは語る。ハリーはもう道化じゃなく貫禄で勝利を勝ち取ればいいと言う。ジェファーソンはそれは自分らしくないと言って、今回の件はハリーに免じてアダムの行動は許すと言う。
 ジェフリー釈放の朝、ハリーは自らジェフリーを迎えに行く。ハリーはいつでも力になると約束し、ジェフリーと別れる。


 25年間!なんて長い年月なんでしょう。ハリーに早く会えたら、ジェフリーは無実が認められ、もっと早く釈放された?どんなにすごまれても、どんなに反抗的な態度を見ても、ハリーはジェフリーの無実を信じていたみたい。人を見抜く目があるんだろうな。デミエンがビッグママと紹介していたけど、ホントそんな感じ。ハリーの口調はきつくて鋭くて一見冷酷なのに、不思議な温かみがあるのが彼女の大きな魅力。あのジェファーソンですら、ハリーの前では素直だったしね。
 それにしてもジェファーソンって嫌なやつ!と思ってギャーギャー言っているシーンを見ていましたが、あの威圧的な態度も、自慢げなところも実は若い時の失敗のトラウマから逃げ出すためだったのかも。意外といいやつ?!ハリーの前では素直なのが面白い。次はジェファーソンが大会社を相手に裁判をするみたいだけど、「道化」の手法も楽しみにしてみます。
 マルコムは思っていたよりもデキのいい人みたい。すっかりジェファーソンのもとで仕事しようって考えているのかな。ハリーの事務所だと雑用ばかりだからジェファーソンの誘いが良いように感じているのかもしれないけど、やっぱりハリーのもとで地に足をつけてしっかり勉強して更正して欲しい気がします。
 その昔、「プラクティス」で弁護士をやっていたユージーンことSteve Harrisが無実の罪で苦しむジェフリーとして登場しました。すごく違和感。彼こそ相手をこてんぱんに言いこめて、悪も善に変えちゃう男だったのに。今回も存在感ばっちりで、ハリーと渡り合っていたけど。果たしてジェフリーは家族に会うことは出来るのか、無実を勝ち取ることは出来るのか。またハリーと法廷に立つ日もくるかな。

テーマ : 海外ドラマ(欧米)
ジャンル : テレビ・ラジオ

ハリーズ・ロー #2「26ドルの奇跡」

 ハリーの向いのクリーニング店のラオがわめきながらやってくる。ラオの美しい娘チュンホワにクビにした従業員に訴えられていて助けて欲しいと言われたアダムは喜んで弁護を受けてしまう。一人っ子政策を取り入れていたラオとの契約を無視して従業員が2人目の子を妊娠したことでクビにしたのだという。訴えを起こした弁護士は金儲け主義で有名なトミー・ジェファーソンだった。アダムは自分は彼の餌食になると困惑する。
 マルコムは、デミエンに言われる通り、接見禁止命令が出ている男に法的アドバイスをする。男はデミエンに縛り上げ身動きできないようになっていた。それを見ていたハリーは激怒する。
 ハリーの事務所にアダムの元彼女のレイチェル・ミラーが慌ててやってくる。彼女はアダムに大手事務所に戻るように説得しに来たのだった。しかしアダムはここが自分の仕事場だといって追い返す。
 そこに激怒した老婆がやってきてハリーにケンカを売る。しかし彼女はただケンカを売りに来たのではなく、強盗事件を起こした事の弁護を頼むとやってきたのだった。彼女は87歳のアンナ・ニコルソン。生活のために強盗したのだとハリーに全財産の26ドルを放り投げる。アンナの裁判はすでに始まっていた。アンナの年齢を考え、ペイトン検事は4年間の実刑でどうかと申し出るが、アンナは刑務所を拒否しているのでハリーは申し出を拒否する。
 レイチェルは再びハリーの事務所を訪れアダムをやめさせて欲しいと訴える。ハリーはレイチェルを軽くあしらいアダムはやめさせないと要求を突っぱねる。
 アダムはジェファーソンの事務所に向う。アダムを小僧呼ばわりするジェファーソンは横柄な態度で持論を展開し、アダムが口をはさむ余裕もなく追い返されてしまう。ハリーはアダムと一緒にジェファーソンの事務所に出向く。120万ドルという和解金を提示されるが、ハリーは拒否して帰ってくる。
 アダムは以前ジェファーソンの助手をしていたレイチェルにアドバイスを求める。レイチェルはジェファーソンの言葉をさえぎるようにアドバイスする。ジェファーソンは実は短気だと話す。レイチェルは弁護事務所をやめるように説得しようとするが、アダムは首を縦には振らなかった。
 アンナは貧困状況を裁判で語る。苦労している離れて暮らす息子に頼むことも出来ず、議員に助けを求めても献金を要求され、近所の人にもお金を借り続けることも出来ず、未成年に酒を売る店を選んで強盗を起こしたと言う。歯に絹きせぬアンナの話は傍聴人の笑いを誘う。ペイトンはアンナが反省がないだけでなく偉そうに座っていると言うが、アンナは自分はこの1年間何も誇れるような事はしていないと現状を訴える。
 ラオの裁判が始まる。以前デミエンの裁判で言うことも聞かずまくし立てたアダムに裁判長は最初に無駄に話さないように注意を促す。しかしアダムはジェファーソンが話すたびに、口を出す。アダムが反論をするといつの間にか判事を無視して2人は大口論をしだす。判事は2人のやり取りを見て、最高裁に判断してもらうと結論を出す。アダムは最高裁に持ち込めたと大喜びする。ジェファーソンはその横柄な態度を崩す事なく、アダムに脅しをかけ帰っていく。
 最終弁論の前にハリーは遠まわしに、銃を捨てて、カルフォルニアに住む息子に会うために逃げろと持ちかけるが、この土地でずっと暮らしてきたアンナは逃げるなんて考えられないと帰っていく。
 最終弁論が始まる。ハリーはペイトンが示してきた凶悪犯とアンナは違うし、今まで法を遵守して生きてきたのに貧困にあえいでいる、アンナを処罰するのではなく助けるべきだと訴える。ハリーは途中で判事や検事に主張を止められるが、臆することなくアンナには刑務所での更正が必要ではないと大声で訴えかける。そして無罪という表決が出る。
 チェンホワはアダムに無料で弁護を引き受けてもらっている事を心苦しく思っていた。アダムは最高裁で戦うことが誇らしいし、チェンホワが見ていてくれるならいつでもただにするという。チェンホワはアダムの頬にキスして帰っていく。
 ハリーは60万ドルの年収を得ていた自分が小銭で弁護をしているとつぶやく。ジェナは特許弁護士の時と違ってここにはハリーを必要としているとハリーを励ます。そこへアンナがやってくる。アンナはハリーに礼をいい、ハリーの腕がいいと褒め、この街に来たことを歓迎すると言って帰っていく。みんないい気分で乾杯する。

 どちらの裁判もすごく理不尽な戦いを強いられていたのに、なぜかハリーたちが正しいように思えるのが不思議。いくらおばあさんでも銃を持って強盗に行ったらそれはかなりの重罪。でも前科がない事や、口は悪いけど人柄がいい事が伝わって無罪になったのかも。なんとも不思議な展開。この先アンナはきちんとした生活保護を受けられたかな。
 なぜレイチェルとアダムがつきあっていたのか良く分かりませんが、アダムってかなりの変わり者だったみたい。昔はもっと機械的に弁護していたのかも。でも中身はすごくいいやつ♪チェンホワとどうなるか分からないけどまさか無料で引き受けるとは驚き。またジェファーソンの嫌味な態度が対照的で面白かったです。あんな人本当にいそうだもの。ラオの店で働くような女性なのに、ジェファーソンによく弁護を頼めたなぁ、そこはちょっと違和感があります。いつもアダム登場の裁判の担当になる判事はちょっとかわいそうだけど、あのあしらい方は面白かった。
 どんなドラマでもいやな男を演じるペイトン検事。でもなんだか彼も憎めない感じ。いつもハリーにやりこめられているのはやはりお気の毒。なにしろハリーだけでなく、今回はアンナもかなりの毒舌だったし。彼の意見はかなり正当だと思うんだけど、それが通らなくて良かったと思っちゃう。
 ハリーとアンナのやり取りも最高でした。「大きなお尻が大陸移動して追い返そうとしてる」って表現に笑いました。こんな毒のきいたやり取りをこれからも見たいものです。

テーマ : 海外ドラマ(欧米)
ジャンル : テレビ・ラジオ

ハリーズ・ロー〜裏通り法律事務所〜 #1「とんだ始まり」

 シンシナティで有名な特許専門の弁護士だったハリーは、急に特許専門の仕事がつまらなくなり仕事を放棄。当たり前の事ながら弁護士事務所をクビになる。気落ちしたハリーが街を歩いていると、自殺しようとしたマルコムが急に上に落ちてくる。しかしハリーには怪我一つなかった。
 ハリーはマルコムにぶつかったビルの前に貸し店舗があるのを見つけ、フラフラと車道に出たところを以前法廷で争ったことのあるアダム・ブランチに車で撥ね飛ばされる。しかしこのときも怪我はなかった。
 ハリーが気に入った店は元靴屋で、秘書のジェナは残された靴の数々に目を輝かせる。そこにマルコムがやってくる。マルコムは麻薬で3回目の逮捕され実刑を受けることになりそうだと相談しに来たのだった。マルコムは物事には何か理由があると考え、ハリーに助けを求めにきた。マルコムはおとり捜査官から麻薬を買ったと言う。家族で初めて大学に入ったというマルコムは家族を失望させたくないと語る。刑事事件は請け負わないというハリーだったが、マルコムの熱意とジェナのアドバイスを受けて、弁護を引き受ける。
 そこにハリーにあこがれていたアダムが、軌道に乗るまで手伝うと押しかけてくる。
 そんな中、デミエン・ウィンズローと名乗る男がやってくる。治安の悪いこの地域で警備をしていると言い、ハリーに一月200ドルを払えと言う。ハリーは脅しをかけてきたデミエンに逆に手を出してきたら許さないと断固として言い、もし警備してくれるのなら何かあった時、ただで弁護をひきうけると持ちかける。
 3回目の逮捕になるマルコムを無罪にするのはかなり厳しい様子だった。ハリーは司法取引を持ちかけるが、マルコムは見捨てる気なのかと受け入れない。
 デミエンが人を撃ったという連絡が入る。ハリーはアダムにデミエンの担当をさせる。デミエンの銃は登録されておらず、そこが問題となっており、アダムは乗り気がしなかった。しかしデミエンが人の為に警備しているという信念を聞き、弁護を引き受けることにする。
 マルコムの裁判は彼に不利な状況で進んでいた。ペイトン検事はハリーが刑事事件に不慣れな点をつつく。ハリーは判事からも手法について注意を受ける。検事との攻防は白熱していく。最終弁論でハリーは陪審員に、有罪になったら前途有望な青年が失われ、マルコムが更正の道を辿り、社会の役にたつようにするには、1票でいいからやり直すチャンスが欲しいと訴える。
 デミエンの裁判では、裁判官も検事も口を挟めないほどアダムはまくし立て、デミエンのお陰で守られている支持者たちを裁判所に集め、これは事件でもないと訴えを引き下げることを要求する。アダムの勢いで検事も納得し、デミエンの刑務所行きは回避できそうだった。最初そっけなかったデミエンだったが、戻ってくると自分を真剣に弁護してくれた弁護士は初めてだったとアダムにお礼を言う。
 表決が出る前にペイトン検事はハリーに司法取引を持ちかける。しかしハリーは無罪でないと意味がないと断る。結果は有罪。しかし判事はマルコムが更正できたら、刑務所行きの執行は猶予されるという判決を出す。マルコムは補助員としてハリーの事務所で働くことになる。ハリーはアダムに出て行くように言うが、アダムはここでの仕事にやりがいを感じ、なんとかハリーの事務所で働かせて欲しいと懇願する。ジェナはこれは意味のある偶然が引き起こしたことだと、ハリーにアダムを受け入れるように勧める。
 早速仕事も舞い込み、アダムもマルコムも一緒に働くことになった。


 弁護士ものはずっと避けていたけど、「ラブリーガル」のこともあるし一応見てみたら、あっさりとはまってしまいました。ハリーは怖い顔をして言葉も辛らつだけど、驚くほどの優しい面も持っていてとても魅力的。今回の事件はまぁよく無罪になったなぁという気もしましたが、彼女の利益後回しな法廷ならこれからも見ていきたいなと思いました。
 単なる弁護士事務所じゃなくて、傍らでジェナが靴屋さんをやっているのも面白い。そのジェナもかわいらしくて、それだけでなく出来る子みたいなので期待大。
 そこに見た目はさっぱり、裁判は濃すぎるアダムが入り、扱う事件も面白くなりそう。マルコムもしっかり更正してくれそうだし、登場人物の成長も楽しみにできそうです。デミエンもまた出るのかな。
 上から自殺者がおちてきて、車にひかれても死ぬどころか傷ひとつない不死身のハリーがこれからどうやって弁護していくか楽しみに見て行きたいと思います。

テーマ : 海外ドラマ(欧米)
ジャンル : テレビ・ラジオ

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