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映画「リトルダンサー」 (原題「Billy Elliot」) (2000) 

リトル・ダンサー DTSエディションリトル・ダンサー DTSエディション
(2005/03/25)
ジェイミー・ベル

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【ストーリー】
あるイギリス北部の炭坑。1984年、そこでは労働者のストライキの最中だった。この炭坑の街に住む11才のビリーは、炭坑夫の父と兄、祖母の4人で慎ましく暮らしていた。父親の影響で、ビリーはボクシングを習っていたが、ある日、同じ体育館で練習に励むバレエを見て、心を動かされる。この街では、当時バレエは女の子の習い事。ビリーは、父親に内緒でバレエを習い始める。
 しかし、ビリーがバレエを始めた事はすぐに父親の耳に入ってしまう。外出禁止にされても、ビリーは父親に刃向かってバレエをやめなかった。このビリーの熱意を見るうち、父親はビリーの才能にかけてみようと思うようになる。ロンドンのロイヤルバレエ団に入団させるため、カンパを集め旅費を稼ぎビリーを受験させる。


【感想】
 ある方からお勧めをいただいて見る事にしました。
 思ったよりもお涙頂戴的な映画ではない事に驚きました。一本気で不器用なビリーの父親の決断には泣かされましたが。なにせ、あれほどバレエをバカにしていたお父さんが、自分の信念を曲げて、長男が泣いてすがっても、ストライキをやめて炭坑に戻ろうとしたところにお父さんの男気を感じつつ、長男がかわいそうな気もしました。
 ビリー本人は、強い信念はあるものの、特にすごい真面目な訳ではなく、繊細な子な訳でもないのも不思議な感じでした。バレエって優雅っていうイメージだけど、本物のプリンシパルの完璧なボディを見る限りバレエってスポーツかも・・・って思ってしまうほどなので、結構骨のある男ビリーは内面的ににも向いていたのかも。ビリーがもう少し殊勝な子なら、泣ける映画だったかも。でもこのビリーって、かなり普通の少年。怒る事もあるし、やけっぱちになることもある。普通の男の子が野球だのサッカーだのに情熱をそそぐように、その対象がバレエだっただけ。そして、少し違うのは才能があった事かな。ここが一番重要だったりして。ビリーを演じたJamie Bell。今ではすっかり大人になってしまったけど、今でもダンス踊るのかなぁ。彼自身もちゃんとダンスは勉強してきたみたい。最初の下手に踊るのは難しかったかも。
 最後、ビリーが25才になりロイヤルバレエ団で成功し、白鳥の湖を踊るというシーンでは、本物のロイヤルバレエ団出身のアダム・クーパー氏が特別出演していました。出来れば、彼の演技をもっと見たかったな。これで本物のバレエが見れる♪と思った途端にエンディングなんだもの。残念。
 田舎出身で、しかも貧しい家のビリーがトップダンサーになるまではとても大変だっただろうなぁ。ビリー続編も見てみたい気がしました。
 

映画「天使の卵」(2006) 

天使の卵 通常版天使の卵 通常版
(2007/03/28)
市原隼人

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【ストーリー】
 現在美大合格めざして浪人中の歩太(市原隼人)は、高校の同級生夏姫(沢尻エリカ)と付き合っている。ある日、電車でみかけた女性に歩太は一目惚れしてしまう。しかもその女性、春妃(小西真奈美)は、歩太の父が入院している精神科の担当医だった。しかも、夏姫と春妃は、8才年の離れた姉妹だった事も分かる。しかし、春妃と話をするうち、歩太はどんどん春妃に惹かれていく。ある日、歩太は、夏姫に別れを告げる。そしえ、春妃に思いを告白するのだが、春妃は自殺してしまった夫を今でも忘れられないと言う。
 歩太の父は、どんどん回復の兆しをみせていた。春妃は、歩太の父親を退院させる。しかし、歩太の父は退院後、自殺してしまう。春妃は、自分が殺したも同然だと悩み、病院を無断欠勤するようになる。心配した歩太は、夏姫から春妃が夫との思いでの地にしている場所を聞き出し、迎えに行く。頑なだった春妃の心は、歩太の純粋な想いによって解きほぐされ、自然と歩太を愛するようになる。
 歩太は、春妃との幸せな日々を過ごしていた。しかし、突然春妃を腹痛が襲い、痛み止めの成分によってアレルギー反応を起こし、春妃はあっけなく亡くなってしまう。
 それまで春妃の顔を描き続けていた歩太は、突然筆を置き、絵を描く事を諦めてしまう。
 
 4年後。夏姫は高校の教師となっていた。学校の帰り、夏姫は工事現場で働く歩太を見かける。歩太が春妃の事から立ち直れない事を知った夏姫は、歩太にもう一度絵を描かせようと奔走する。


【感想】
 最近TV「Rookies」で活躍している市原隼人君の映画が見たくて、これを選びました。俳優としての市原君は、やっぱりイイ。目がいいのよね。とてもまっすぐで、力があって。台詞回しはどれも同じって感は否めないけど、あの視線が口ほどに物を言っている・・いや口以上に話すかも。今回の映画もそうでした。特に、嬉しい時の顔は、もうイイ子イイ子したくなるほどかわいい。大人びた部分と、まだまだ子供な部分を持っている市原君に、これからも注目していきたいと思います。
 沢尻エリカちゃんは、「別に・・」とふくれっ面した所しか見たことがなかったので、とても新鮮でした。スクリーンの中のエリカちゃんは、素直でかわいい女の子っていう印象。でも私は、意外に「別に」な感じのエリカ様が好きだったりします。かわいいふりして、実はわがまま女っていうより、いかにもな雰囲気で女王様キャラな方がいいもの。今回、エリカちゃんってかなり小柄な事に気づきました。まぁ共演が小西真奈美ちゃんだから、比べると顔も大きく見えちゃうし、ちょっと損だったかな。歩太くらいの少年なら、やっぱり夏姫よりも春妃に憧れちゃうかもね。
 小西真奈美嬢は、本当にずるい女って感じがしちゃう。何より私の欲しいものすべてを持ってるのが悔しいくらい。顔小さい、だけど鼻高い、細い、儚げ・・・ずるすぎ。あれだけ儚い雰囲気なら、誰でも守ってあげたくなるもの。同性の私でもそう思っちゃう。春妃が、歩太を好きになることで夏姫を傷つけてしまうと泣くシーンも、何か策略めいた事を感じちゃうのは、完全に私の嫉妬なんだけどね。やっぱりずるいって思ってしまう。だって、なんだかんだ言っても結局自分の思い通りにしてるんだもの。妹の事を考えて悩むのは、姉として当たり前。それをあんなまっすぐな歩太君の前でさらけ出すのは、やぱり意図的なんじゃないかなぁって思っちゃう。まぁ完全に私のひがみですけど。8才の年齢差で随分ひっかかっていたみたいだけど、8才なんて大した差じゃないんじゃないかなぁ。もう少し歩太君が年齢を重ねたら、この8才の年齢差は全く感じないほどになると思います。
 それにしても春妃の死は、あまりにも唐突で驚きました。精神科医の割には、精神を思いっきり病んでいる春妃なので、てっきり自殺でもするのかと思っていました。やはり夏姫にもうしわけたたない・・という事で自ら命を絶つのかと、勝手に想像していました。なのに、薬のアレルギーって・・しかも、お腹には赤ちゃんまでいたなんて・・・なんか、若者ならではの美しい恋愛物語だと思っていたのに、妙なリアリティーが出てきて、ちょっとがっかり。もっと詩的な展開を期待していたのに。だって、それまで春妃や歩太が話す事ってかなりポエムっぽいから、展開もそうなるんだと思っていたから、あのあっけなさすぎる死は意外でした。亡くなって尚、みんなを縛り続ける春妃ってやっぱりずるい。春妃は夫の死から歩太に出会うまで、ずっと立ち直れなかったんだから、歩太も同じなのかも。春妃の事で、この前途有望な若者達が、過去に縛られて半分死んだように生きている方が、春妃が死んでしまったことよりも心が痛みました。
 歩太が描き上げた優しい春妃の絵。これがまた歩太と夏姫を過去に縛り付けるような気分になったのは私だけかなぁ。この絵によって、2人は解き放たれたという結末のはずなんだけど。
 この話の10年後のストーリー「天使のはしご」は、テレビでこの映画を見る前に見た記憶があるけど、全然話を覚えていません。もう一度見るかな。でも、エリカ様がミムラ。市原君が要潤。あまりに急激に変化しすぎのような気がするんですけど。もう少しキャスティングに気をつけて欲しかったなぁ。ちなみに、夏姫は、やっぱり春妃の呪縛から解かれず、春妃のように8才年下の男の子と恋に落ちるというストーリー。そして、春妃は、あのきれいな春妃のまま・・・やっぱり春妃、ずるい!
 

映画「ランボー 最後の戦場」 

ランボー 最後の戦場 (ハヤカワ文庫 NV マ 2-99)ランボー 最後の戦場 (ハヤカワ文庫 NV マ 2-99)
(2008/04/23)
シルベスター・スタローン他 横山啓明

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【ストーリー】
 ジョン・ランボー(Sylvester Stallone)は、タイでスネークハンターとして働いていた。そこに医師のマイケル(Paul Schulze)率いる一行が、物資とキリスト教の布教、医療奉仕のために、ミャンマーで政府から迫害をうけている村へ連れて行ってほしいとランボーの元にやってくる。危険地帯である事から、ランボーは拒否するが、一行の中のサラ(Julie Benz)のひたむきさに心を動かされ、タイから船で川を上る事を受け入れる。
 マイケル達が村について活動を始めたばかりの時、ミャンマー軍の襲撃を受け、マイケル達は捕まってしまう。予定を過ぎて10日たっても帰って来ない事から、マイケル達が所属するコロラドの教会から、救出部隊が派遣される。彼らは、SAS出身のルイス(Graham McTavish)率いる傭兵たちだった。ランボーは彼らについて救出に向かおうとするが、ルイスはランボーをただのボート屋だと思っているので、ボートに残るように指示する。そんなルイス達もミャンマー軍と遭遇する。軍人は拉致した村人たちを地雷を放り投げた田んぼを走るように強要し、村人達が恐怖におののく姿を見て楽しんでいた。突然ミャンマー軍の兵士達は次々と倒れていく。そこには、たった一人でチームを全滅させたランボーがいた。ルイスは、ランボーの実力を認め、ランボーとともにマイケルたちが捕まっているミャンマー軍の駐留地に乗り込む事に・・・
 果たしてランボーはマイケルたちを無事助ける事が出来るのか。

【感想】
 一言でいうのなら、女性が見る映画ではないなって感じ。
 ホラー映画よりもよっぽど過激で、グロイ殺戮シーン満載です。あまりにグロくて、逆にウソ臭く見えると言えば見えるけど、それでもやっぱり気分が悪い事には変わりありません。
 今回のランボーは、今までと違って自ら戦闘に身を投じていきます。殺人マシーンと化した自分を嫌って世捨て人になっていたランボーが、自らの意志で闘う事を選択したという所がこの映画のテーマになるとか。まぁたしかに、今回は上官は出なかったけど。
 しかしながら、宗教を否定する気にはならないけど、神のご加護のもとに何でも出来ると思いこんでいる平和ボケの連中のために、一体どれだけの人が犠牲になったのかと思うと、やりきれない思いでいっぱいです。武器も持たず、すべて話し合いで何とかなるって思った自信はどこから来たのでしょう。映画だから、捕虜になったサラは無傷だったけど、実際なら金髪美女をただ捕まえておくなんて事するはずないじゃない!このサラは、ドラマ「デクスター」の恋人。こちらでも同じように純真ぶった面倒な女だなぁという印象。美人だから許しちゃうけど。ランボーも彼女の儚げなのに、芯は強いみたいな所に心を動かされちゃったのかなぁ。なんかがっかり。
 マイケルもあちこちで見る俳優さん。「24」ではジャックに殺され、「CSI」でも犯人で出たことあったような。彼の顔は印象に残るので、今回もどうも犯人しか見えず、いつ彼が仲間を裏切るかとひやひやしていました。でも今回は、本当に純真な、悪く言うと平和ボケしたオヤジ状態でした。いいんだか、悪いんだか。
 ルイス率いる傭兵たちの中でひときわ目立ったのが、スクールボーイ役のMatthew Marsden。彼は「アナコンダ2」で勝手放題やって食われちゃう人だったかな。今回は、ランボーの腕を見込んで、仲間から離れて、ランボーのバックアップをする天才的狙撃手。なかなか格好良かったです。彼がいなかったら、ランボーもやばかったかも。
 この手のアジア潜入ものは、必ず現地の人が格好いいというのがおきまりで、今回も反乱軍の案内人が身のこなしが早くて格好良かったです。
 無知というのは恐ろしいもので、ミャンマーで内戦がある事は知っていましたが、目の当たりにするとかなりの恐怖を感じました。日本では、この軍事政権を認め、「ビルマ」から「ミャンマー」に名称を変えたようですが、アメリカは認めてないのかなぁ、みんな「ビルマ」と呼んでいました。ランボー達が大暴れした事で、反乱軍は更にミャンマー軍から目をつけられる事になっただろうな。また必要のない殺戮が続くんだろうなと思うと、いくらランボーが人間性を取り戻しても、何かしっくりこない、心にしこりが残るような映画でした。
 おおよその予測はしていたものの、ここまで残虐だとは思いませんでした。よくホラーは子供の教育上良くないって言うけど、こっちの方が身近な感じが余計に危ない気がしました。R15指定。これは正しい判断かも。マイケル達があまりにも甘ちゃんだったので、平和へのメッセージすら受け取れなかったのが残念。せめてサラぐらい何か一つ筋を通してほしかったな。ミャンマーの平和を祈りつつ、映画にならないと知る事が出来ない世界の悲惨な現状がまだまだ多数あるんだろうなと思うと、恐怖をひたすら感じてしまいました。60なのに元気もりもりのスタローンが、逆に恨めしく見えるような映画でした。

映画「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」 

ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛 オリジナル・サウンドトラックナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛 オリジナル・サウンドトラック
(2008/05/21)
サントラレジーナ・スペクター

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今日は久しぶりに映画館に行ってきました。
第1章も見たのですが、もういいかなぁと正直思っていた所に、私の大好物の「王子」が出るというので、思わず足を運ぶ事にしました♪

【ストーリー】
 ナルニア国を氷の魔女から救い出したペベンシー兄弟たちは、元の世界に戻り、自分達の生活を取り戻そうと努力していた。そんな時、地下鉄の駅で兄弟たちの前にナルニアへの扉が開かれる。久しぶりにナルニアに戻った兄弟たちは、美しい風景に心を躍らせるが、そこにあるはずの宮殿が廃墟になっている事に気づく。末娘のルーシーは、木々達が歌ったり踊ったりしなくなっている事に気づく。
 ナルニアは、兄弟が去ってから1300年経っており、テルマール人によって滅ぼされていた。しかし、ナルニアの住民たちは、テルマール人達の目をかいくぐって森でひっそりと暮らしていた。テルマール国では、王亡き後、王の弟であるミラースが仕切っていた。ミラースは自分に男の子が生まれた事で、この国を自分のものにしようと考えていた。そこで、亡き王の息子であり、王位継承者であるカスピアン王子の暗殺を目論む。そんなミラースの動きを察して王子は、王子の教育担当から手渡された角笛をもって森に逃げ込む。そこで、ミラースの手下に囲まれた王子は角笛を吹く。これによって、ペベンシー兄弟たちが、ナルニアに呼び戻されたのだった。
 ナルニアと和平を結ぶと約束したカスピアン王子と、ペベンシー兄弟は、生き残ったナルニアの住民たちと共に、ミラース率いるテルマール国との闘いを決意する。

【感想】
 カスピアン王子(Ben Barnes)の美しさが際だつポスターにまずうっとり。彼は王子を演じるために生まれてきた俳優さんだなぁってつくづく思いました。
 しかしながら、ポスターの凛々しさはあまり描かれておらず、なんだかおたおたしている弱々しい印象を受けてしまいました。ちょっと残念。さらに残念なのは、スーザンを見たとき、いきなり目がハートマークになってしまったところ。申し訳ないけど、彼女の凜とした所と賢そうな所はいいと思いますが、一目惚れされるような女の子とは思えないんだけど。まぁ運命が導いた人という事で恋に落ちたのなら仕方ないけど。スーザンが王子に惚れるのは、当たり前だけど。どうもねぇ、この設定が納得できないんだけど。
 前回は、訳が分からないうちに兄弟たちが正義の名のもとに魔女と闘う救世主になるというので簡単に設定が受け入れられたけど、今回は、兄弟たち、特にピーターが暴君に見えてしまいました。なんでも暴力で解決するミラースと同じに見えたのです。わざわざあれほどの犠牲を出して、あまり深く考える事なくテルマール城に侵攻する必要があったのかなぁって。殺し合いに慣れてしまっているのが、とても恐ろしく感じられました。カスピアン王子にもすぐに剣を抜いてるし。まぁ現実の世界でもすっかり気が荒い男の子になってしまっていたみたいだけど。とにかく、意味があるとも思えない殺し合いをひたすら繰り広げていたようで、私としては前回の方が内容はよかったかなぁって思いました。
 アスランがなかなか登場しないのも残念でした。結局はアスランがいないと何も出来ない兄弟なんじゃないの?っていう疑問も湧きました。カスピアン王子にしてもそうです。あまり役に立っているとは言えなかったしね。結局、立派なライオンちゃんのアスランが一番格好いいキャラだったりします。そして、勇敢なのは今回もケンタウロス達だったりします。
 もうすでに第3章も作られているようです。次回もカスピアン王子登場だそうで、今度はしっかりした王様になっていてくれる事をひたすら祈ります。まかり間違っても、スーザンとの恋物語にならない事も同時に祈ります(多分なるんだろうなぁ、いやだなぁ)。いやな予感がしますが、それでも王子フェチな私はやっぱりこの映画、2年後見に行っちゃうんだろうなぁ。しかし、2年後。どれだけ末娘ルーシーが大きくなっちゃうのか心配。あっという間に大きなお姉ちゃんになっちゃうんだろうなぁ。楽しみなのは、エドマンド。彼はきっと美麗な青年になっているはず。もうピーターもスーザンも大人になってしまったから、ナルニアには戻れないってアスランは言っていたけど、果たしてどうなる事やら。また忘れた頃に私もナルニアに戻りたいと思います。


映画「コンスタンティン」 

コンスタンティン 特別版 (初回限定版)コンスタンティン 特別版 (初回限定版)
(2005/09/02)
キアヌ・リーブス

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【ストーリー】
 人間の世界には、人間の姿をした天使と人間、悪魔と人間の中間の存在である「ハーフブリード」が存在していた。この「ハーフブリード」を見分ける力を持つジョン・コンスタンティン(Keanu Reeves)は、現在末期の肺ガンを患っていたが、将来天国に召されるために、人に害を及ぼす「ハーフブリード」を退治し続けていた。ジョンはこの力のせいで一度自殺を図っており、自殺したものは地獄へ堕ちるとされていたために、ジョンはやっきになって悪魔払いをしていた。
 ある日、ジョンはある悪魔払いを頼まれる。そこで目にした物は、「ハーフブリード」ではなく、本物の悪魔だった。今まで悪魔が人間の世界に現れる事はなく、ジョンは地獄の異変を感じる。
 アンジェラ(Rachel Weisz)は刑事としてキャリアを積んできた女性。彼女の双子の妹が精神病院で自殺したという事実を受け入れられず、なんとか天国に召されるように教会を訪れた彼女は、そこでジョンと出会う。話を聞いたジョンは、地獄で苦しむアンジェラの妹イザベルの姿を見つける。イザベルの死について調べていくうちに、サタンの息子マモーが、最強の霊媒体質の女性の体を借りて、人間界に生まれ出て、人間界を支配しようとしている事が分かる。ジョンは、アンジェラがその女性である事に気づき、彼女を守ろうと闘いを挑む。

【感想】
 「Fallen」に引き続き、また天使ものか・・って感じですが、あちらとは、サタンや堕天使達の扱いが違って、こちらもなかなか興味深い話でした。別に宗教に興味がある訳ではないんですが、最近、どうもこの手の話が面白く感じられます。今まで観たことなかったからかな。
 今回、テレビでの放送で見たので、なんとなくつながりが悪いように感じられました。多分、多少はカットしているのでしょう。もっとじっくり見たい作品でした。
 ひたすら、キアヌが格好いい。なんだろう・・・どんどんあの能面のように冷たい顔に引き込まれていきます。アンジェラを助けるために自己犠牲をしてみせたジョン。でもそれも天に召されるための悪知恵だったのかしら。アンジェラを愛していたのなら、多分キスの一つもしたはずなのに。見るからに色気たっぷりなのに、すごく無機質なジョンがとてもステキでした。
 無機質と言えば、これまた「ナルニア国」の白い魔女でもおなじみのTilda Swintonも出ていました。彼女、本当に血が通っているのかしら。白の魔女じゃなくても、やっぱり真っ白で、蒼白具合が人間離れしていました。今回はとても個性的な髪型で、これもお似合い。天使なのか、堕天使なのか、悪にも善にも見えるガブリエル役は、彼女にぴったりでした。
 アンジェラのRachel Weiszは、映画では初めて見た女優さんでしたが、彼女がちょっと物足らなく感じました。かわいいようなきれいなような・・でもあまり出来る女っていうイメージはないので、違和感があったのかも。キアヌの方が綺麗に見えちゃったりもしたしなぁ。
 驚いたのは、サタンとして登場したアブ様こと、Peter Stormare。「Fallen」のサタンとは随分イメージが違う。1/3の天使を率いて神に抗ったとは思えない風貌(失礼)。しかし、面白いのは、すごく綺麗な白のスーツを着こなしているのに、足下は裸足でしかもコールタールにまみれているように真っ黒でドロドロ。地獄の異常な雰囲気を感じました。ジョンの死を楽しんでいるようなかなり皮肉な彼は、サタンというより死に神っぽいかも。しかし、彼が出た途端、ちょっと中だるみしていた話が急に引き締まった感じがしました。
 バルサザーは、「チャームド」にも出てきたし、悪魔って、「チャームド」でも「スパナチュ」でも目が黒目だけ。あれがすごく不思議。悪魔=黒目って何か意味があるのかしら。白目むき出した貞子も怖いけど、黒目だけでもかわいいどころか気持ち悪いものです。
 この映画、パート2が作られても良さそうだし、ドラマ化されても良さそうなものだけど。興行としてはイマイチだったのかな。まぁ、次やるとしてもキアヌでないと見る気にはなれないかも。キアヌ、本当に格好良かったです♪

映画「パフューム〜ある人殺しの物語」(2006) 

パフューム スタンダード・エディションパフューム スタンダード・エディション
(2007/09/07)
ベン・ウィショー.レイチェル・ハード=ウッド.アラン・リックマン.ダスティン・ホフマン

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【ストーリー】
 18世紀のフランスの市場の中で産み落とされた男の子がいた。産み捨てられたこの子は、ジャン=バティスト・グルヌイユ(Ben Whishaw)と名付けられた。孤児院に引き取られても、全く話をしなかった彼は、特異な体質を持つ子供だった。それは、匂いに異常なほど敏感であり、いくつもの匂いをかぎ分ける事が出来るという事。その後彼は皮なめし工場に身売りされ働くことに。ある日、パリの町に皮を卸に行くのについていった彼は、パリ市民達のかぐわしいほどの香水に出会う。そして、その町でフルーツ売りの少女に出会う。彼女に出会った事で、彼の人生は変わる。彼女についていき、彼女の香りをめい一杯かぎたいと願うあまり彼は、少女を殺してしまう。この事で、彼は彼女の香りを再現するために、香水師に師事して、究極の香水作りをしようと試みるうちに、女性からのみ抽出出来る香りがある事を知る。その為に殺人を繰り返す事になってしまい・・・・

【感想】
 あぁ久しぶりのブログ更新・・・最近はドラマを見る時間がなくて・・・なのに、思わず見てしまった映画。しかーーし。大失敗。不気味だし、意味不明。
 主演の俳優さんが好みでない事が原因かもしれないけど、Ben Whishawって、何を考えているか分からないグルヌイユにはあっていたのかもしれません。女性そのものには全く感心がなく、不能な感じを出すのは難しかったかも。私はもっとセクシーな主人公をイメージしていたので、この辺りが余計に不気味に感じられました。下世話に言えば、匂いフェチの殺人鬼。怖すぎ&気持ち悪すぎです。18世紀のフランスと言うことで、きらびやかな街と対照的な不潔な餓鬼のような人々の暮らす市場の風景との違いが、天と地との差があるのが不気味でした。あんな汚い所で生まれたにもかかわらず、体臭を一切持たないグルヌイユ。いつも汚い身なりなのに匂いがしないなんて、想像もつかない。女性の体臭を抽出するために、脂を塗って浮き立たせるとか、そんな手法もよく分からない。美人でないとダメらしいけど、最初の犠牲者は娼婦だったなぁ。映画で描かれるよりももっと殺人を繰り返していたのかも。
 この汚い風体を見て、このグルヌイユの役が、ホドリゴ・サントロだったら、どれだけはまって見ただろうとふと思ってしまいました。彼の遠い目と美をかぎ分けられそうな顔立ちが丁度似合っていたのに。以前見た「ビハインド・ザ・サン」や「The Roman Spring of Mrs. Stone 」の浮浪者を見ると、あの汚い扮装の中でも、不快感は感じなかったと思うんだけどなぁ。
 この映画を見て失敗したと思ったのは、クライマックスのシーン。死刑台にたたされたグルヌイユが、自分が作った究極の香水をつけたハンカチを振り回しただけで、怒りに満ちた人々は、相手構わず愛しあう事になり、しかもグルヌイユを神とあがめるなんてねぇ。どうしても理解出来ない。しかも、最後の最後、あの終わり方。一体、何のためにこの映画をあえて見たんだろうって、思ってしまいました。もっと自分に余裕のある時に見た方が良かったかな。私には、この映画の深い部分には、全くたどり着けず、グルヌイユに置いて行かれて淋しい気持ちがしました。

映画「魔法にかけられて」 (原題『Enchanted』) 

魔法にかけられて オリジナル・サウンドトラック魔法にかけられて オリジナル・サウンドトラック
(2008/03/05)
サントラ、ジェームズ・マースデン 他

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【ストーリー】
 ジゼル(Amy Adams )は、アンダレーシアというおとぎの国の森に住んでいる女の子。夢にみた素敵な王子様が現れる日を待っていた。ある日、森にやってきたエドワード王子(James Marsden)はジゼルの美しい歌声にひきよせられ、2人は出会う。恋に落ちた2人は、翌日結婚式をあげることにする。しかし、欲深い王子の継母の女王ナリッサ(Susan Sarandon)は、王子が結婚する事で、自分の地位を新しい王妃に奪われると思い、城にやってきたジゼルを言葉巧みに連れ出し、願いの叶う泉に連れて行く。そしてジゼルをそこに突き落としてしまう。その様子を見ていたジゼルの友達のリスのピップは王子に助けを求める。
 ジゼルが光に導かれて出た先は、現実のニューヨークのど真ん中。現実の世界を知らないジゼルは、一生懸命お城を探す。そこで見つけたお城の看板によじ登り、開けて欲しいとノックしている所に、現実主義のシングルファザーのロバート(Patrick Dempsey)の娘のモーガンが見つけ駆け寄る。声をかけられたジゼルはバランスを崩しロバートの上に落ちてしまう。仕方なくロバートは自分の家にジゼルを連れ帰るが、ジゼルの話す事は全く意味不明。頭のおかしい娘を拾ってしまったと後悔するが、無邪気な寝顔を見て、その日は家に泊める。
 翌日、ロバート親子が起きると汚かった家はこぎれいに。しかし家の中にはネズミやゴキブリ、鳩がたくさんいた。全部ジゼルが呼び寄せて、お掃除をさせていたのだった。シャワーを浴びていたジゼルが出てきた所に、運悪く恋人のナンシー(Idina Menzel)がやってきて、誤解されてしまう。ジゼルは会社でも問題ばかりを起こし、あきれたロバートはジゼルにお金を渡し別れを言う事に。しかし、王子が必ず迎えに来てくれると信じるジゼルを放っておく事が出来ず、当分面倒を見る事に。ジゼルは歌が好きで、彼女が歌う事で公園にいる人達は、歌い踊りだし、幸せな気分を満喫する。ロバートのもとに離婚調停にやってきた夫婦もジゼルによって復縁することを決める。奥さんに突如逃げられたせいでどんどん現実主義になっていたロバート。6才の娘にまでも夢を見る事を禁じてしまうほどだったのに、次第にジゼルの純粋なところに惹かれていく。
 ジゼルもロバートから現実の恋愛はどういうものかを聞き、ロバートにどんどん惹かれていく。そこにずっとジゼルを探して、おとぎの国からやってきたエドワード王子が現れて・・・・

【感想】
 ディズニーのお姫様ストーリーのお約束満載の映画です。「白雪姫」や「シンデレラ」「眠りの森の美女」などで育った人には、とてもなじみ深い話になっています。私ももちろんその一人。あまりにもその手の話に傾倒していたので、未だにマントとロングブーツに弱い王子様フェチでございます。
 という訳で、この映画はまさに私に持ってこい♪楽しめないはずがない。
 常に踊り歌いドレスをひらひらさせて、大げさなアクションをしてみせるジゼルは非常に滑稽だけど、ロバートじゃないけど何か憎めない。全く汚れを知らないので、タチも悪いまさに空気が読めない子なのだが、全くそれも気にならないほど。なぜなら、みんなジゼルの魔法にかけられてしまうから。ジゼルならリスや鳩と話が出来ても全然不思議はないけど、ゴキブリはいかがなものか。ジゼルの歌声にゴキちゃんも踊り出す・・はさすがに笑えなかったけど。しかもあのゴキブリ、アメリカ版っていうよりも日本によくいるタイプのだったのが余計に気持ち悪かったなぁ。基本的に小動物が好きじゃないので、どぶネズミも気持ち悪かったなぁ。かといって、NYにいる動物ってそのくらいなのかも。日本だったら猫ちゃんもかり出されただろうな。
 いきなりであってすぐに恋に落ちるのはラテンドラマで経験済みだけど、突然一緒にハモちゃうのもディズニーアニメのお約束。エドワード王子は、何があってもにっこり爽やか笑顔で対処。悪いと思った相手にはすぐに剣を抜いて威嚇。こちらもお約束の歌と白いタイツにロングブーツとマント。ちょうちん袖の上着。ジゼルよりも遙かにこっけいだけど、これが私のツボ。すごく素敵。James Marsdenがあんなに王子様スタイルが似合うとは思いもしませんでしたが、彼のキラキラした目と真っ白な歯は、まさに童話から抜け出した王子様そのものでした。これだけでも観に行った甲斐があった!笑
 ジゼル演じるAmy Adamsは、とってもキュート。元々お城にいるお姫様じゃないから、品がある!って感じではないけど、優しい純粋な雰囲気がとても良かったです。強いて言うなら、額の深いしわがきになったけど。
 意地悪なお后様は、「あの人本物だよ!」と叫びたくなるほどぴったりだったSusan Sarandon。毒リンゴを作ったり、最後は龍になっちゃったり、それが全然違和感ないのが凄い。多分、彼女、本物の魔女だね。綺麗だし♪
 現実主義者のロバート演じるのは、「グレイズアナトミー」のデレクで有名なPatrick Dempsey。私はデレクが苦手。それは不倫男のイメージが強かったから。でもちゃんとGAを見てみると、単なる女好きではなかったんだけど。今回もやっぱり、王子様の方がデレクよりいいなぁと思いながら見ていたけど、最後にあの舞踏会のシーン!ロバートも中世の貴族のような出で立ち。金の刺繍をほどこしたジャケットに、白いタイツ(パンツなんだろうけど)黒いブーツ。おおおお〜ダメだ。素敵に見える!ロバートも超素敵じゃないの!と、最後は私もやはり王子様の魔法にかけられたのでした。
 当分現実的な事は考えたくないなぁと、ぼんやりしながら映画館の外に出ましたが、すでにそこは現実世界。あっという間に、ジゼルがかけてくれた魔法は解けてしまったのでした。
 きれいな映像、思わず笑ってしまうシーン、美しい歌声、胸がきゅんとなるストーリー、何より心地よい夢を見せてくれる映画です。さすがディズニー。もちろんハッピーエンドです。疲れた心には、とってもお勧めの映画です。
 
 
 公式サイトはこちらです
http://www.disney.co.jp/movies/mahokake/html/index.html

映画「バンテージポイント」 (まるごとネタバレ!) 

バンテージ・ポイントバンテージ・ポイント
(2008/02/27)
バリー・レヴィー

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 テロ撲滅のためのサミットがスペインで開催され、アラブ諸国とその他の国で協定が結ばれる事になる。これを指導していったアメリカのアシュトン大統領は、スペインのサラマンカで、民衆の前でスピーチをする事になる。
【視点その1:テレビクルー】
 テレビ局のレックス(Sigourney Weaver)は、複数のカメラを使って、大統領のスピーチを撮ろうとしていた。しかし、テレビ局の車の中のモニターで見たものは、大統領が何者かに狙撃される所と、大爆発だった。そこへ、シークレットサービスのトーマス・バーンズ(Dennis Quaid)が、録画したものを確認しにやってくる。
【視点その2:シークレットサービス】
 トーマス・バーンズは、大統領を守るシークレットサービス。大統領を守って銃撃された事もあったが同僚のケント・テーラー(Matthew Fox)の口添えで復帰する事が出来た。しかし、まだ早すぎると懸念されている。
 バーンズは、誰もいるはずのない部屋のカーテンが揺れている事に気づき、護衛を向かわせる。そこには扇風機が回っているだけだった。そのとき、大統領が銃弾に倒れる。バーンズは壇上に急いであがってきた男を取り押さえる。そのとき、会場の外で爆発が起きる。民衆が右往左往する中で、この様子をビデオに撮っていた男のテープを調べる。そこで、ステージが爆破される。急いで、テレビ局の車に乗り込みビデオをチェックすると、ある事に気づき愕然とする。

ここから核心に迫りますのでかなりネタバレしています。

【視点その3:スペインの刑事】
 刑事のエンリケ(Eduardo Noriega)は、会場でベロニカ(Ayelet Zurer)がある男と密会しているのを見る。彼女にボストンバックを渡し、サラマンカ市長の警備に当たる。そこで大統領の銃撃を目撃する。急いで壇上に上がった彼はバーンズに取り押さえられる。しかしその後の爆発のゴタゴタで、警察をまき、 ベロニカが男にささやいていたガード下に向かう。そこで、対面した人とは・・・
【視点その4:旅行者】
 ハワード・ルイス(Forest Whitaker)は、大統領のスピーチを聴くためにはるばるスペインまでやってきていた。彼は会場の様子をつぶさに録画する。この会場でルイスはスペイン人の母子に会う。娘のアナは自分の子供と同年齢。子ども達と離れて暮らしているルイスは、アナに親近感を覚える。そこに大統領の狙撃が。彼はスペイン人刑事のエンリケの逃走を追ってカメラを回し続ける。そして、ガードの上で決定的な瞬間を録画する。
【視点その5:大統領】
 暗殺予告を受けていたアシュトン大統領(William Hurt)は、替え玉を会場に向かわせる。そう、狙撃されたのは替え玉。狙撃の瞬間をテレビで見た大統領は、テロリストをかくまっているモロッコへの攻撃を急かされる。しかし、同盟をだめにしたくない大統領は答えを渋っていると、ホテルの下で爆発が起こる。その直後、覆面をした男が入ってくる。
【視点その6:テロリスト1】
 ベロニカと話していた男、ハピエル(Edgar Ramirez)は弟をベロニカの仲間に捕らわれていた。弟を助ける為に大統領の拉致を請け負った彼は、宿泊者のふりをしてホテルに潜入。そして大統領の側近を次々殺し、大統領の拉致に成功する。
【視点その7:テロリストたち】
 この一連の事件を指揮したのは、スワレス(Saïd Taghmaoui)。携帯電話を使い、扇風機を回し、自動操縦を起動させ、かくして置いた救急車にベロニカとともに乗り、ホテルに向かい大統領を運び出す事に成功する。

ここからは結末です。文字を反転させて読んでください。
*ここから
バーンズが見たもの・・それはスペイン警察のふりをして会場を後にするテーラーだった。バーンズはテーラーを追う。カーチェイスの後、ガード下でハピエルはエンリケに会いエンリケを射殺。後ろから来たバーンズに射殺される。逃げようとしたテーラーはバーンズに撃たれ、壁に激突して命を落とす。スワレス達は、急に母親を捜して道に出てきたアナをよけようとして、車が横転。大統領はバーンズに助けられる。アナは、ぎりぎりの所でハワードに助けられる。
ここまで*

《感想》
 視点を変えるために、何度も同じシーンが繰り返されました。何の事か分からないので、色々ひっかかりながら見ていく事になります。あまりに繰り返すので(7回くらいだったかな?!)、さすがに飽きてきたころに、真相が分かります。真相が分かってからは、あっという間に引き込まれてしまいました。最後のカーチェイスは、そんなバカな!と思うような強靱な車2台での競り合いなのですが、どうも息を止めて見ていたようで、終わった頃には呼吸困難になりそうでした。半分から急激に面白くなっていき、最後には観に行って良かったと思いました。
 バラバラだったストーリーが、パズルを作り上げるようにみるみるうちにつながり全容が見えた時、かなり気分のいいものです。
 難を言うならば、あまりに人が多すぎたので人物の背景がよく分からない事くらいかな。バーンズと大統領、ホーキンス以外は何故こうなった?!と思える人ばかりです。ベロニカは綺麗だったなぁ。ちょっとスザンヌちゃんに似てるなぁなんて思ったりして。
 日本の広告を見ると、どうもMatthew Foxが主役かなぁと思えるような雰囲気ですがどうしてでしょう。Sigourney Weaverももっと活躍するかと思ったら、彼女は友情出演のような感じの出番で、驚きました。あのCMやポスターを見たら、日本人はみんな内容を間違えるはず・・・でもよく見れば、Dennis Quaidが出てるんだもんね、分かるか!爆
 この映画にもとても素敵な濃い俳優さんが出ていました。Eduardo Noriega!超美男子です。超格好いいです。ドアップたまりません。もっともっと出番が欲しかったなぁ。彼にすごく興味がわいたので、是非何か他の作品を見たいと思います。
 
 この映画、珍しく前売り券を購入し一人で観に行ったんですが、それだけの事をした甲斐がありました。とても面白かったです。(前半ちょっと飽きるけど、我慢!我慢!笑)

映画「デンジャラスビューティー2」 

デンジャラス・ビューティー2デンジャラス・ビューティー2
(2006/04/14)
サンドラ・ブロック、レジーナ・キング 他

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【あらすじ】
 ミスアメリカコンテストで、爆弾事件を見事解決し、自らも準ミスになったFBI捜査官のグレイシーは、その名も顔も全国に知れ渡り、捜査をしていてもそれが邪魔して、捜査がうまくいかない事が多くなっていた。恋人とも別れ、グレイシーは仕方なくFBIの広報担当として、テレビ番組に出たり、FBIのイメージアップを図るために奔走していた。グレイシーには、あまりの暴れぶりに鼻つまみものになっている女性捜査官サムがボディーガードに任命された。
 そんなグレイシーの元に、コンテストで仲良くなったミスアメリカのシェリルが誘拐されたというニュースが舞い込む。グレイシーはサムと共に、ラスベガスに赴き、シェリル救出に向かう。

【感想】
 以前WOWOWで放送された時に録画したのに見ないで消してしまった映画だったので、せっかくの地上波放送という事なので見ることにしました。
 多分パート1は見てるはず。。。はずというのも、見たかどうか、所々しか覚えていない。もしかしたら、飛行機か何かで見たのかも。
 この映画は字幕で見た方が面白かったかなぁ。すごく考えて、日本人向けに面白い言葉を入れつつ吹き替えしてくれてるんだけど、逆に、アメリカ人って「どんだけ〜」とか言わないだろうなぁとか思っちゃう。オネエMANって言い方もしないだろうし。その辺のギャップがあったかな。
 OZの所長がグレイシーの直属の上司で出ていたのが嬉しかったかなぁ。何故かOZメンバーが出ると嬉しくなります。
 今回のグレイシーのお手伝いをするラスベガスの刑事は、やはり「FBI失踪者を追え」のダニーが!でも、声が全然合わない。あの声は、「VIP」のクイックなど、完全な三枚目の人の声を担当される声優さんなんだけど、ダニーは顔がいいので、あの声は完全に合いませんでした。いくらすっとぼけた役でも、もう少し色っぽい声の方が良かった気がします。年も年長に感じるし。
 この映画って映画館で見たら、笑ったり出来るのかな。ドタバタが過ぎて私の好みでは無かったかな。サンドラ・ブロックだから、彼女の表情を見るだけでも楽しいのだけど。グレイシーが、少しヘマをするだけで、評価が異常なほどがた落ちするのも疑問だし、とにかく憎まれ役とはいえ、ベガスの責任者が苛つかせすぎ。嫌なヤツにもほどがあるし、それを完全にぎゃふんと言わせる場面が無かったのが残念。プールに落とすだけじゃ、納得出来ない。
 サンドラ・ブロックというだけで期待しすぎたかなぁ。この作品、今度はサムと最強女性刑事コンビとして、続編が作られそうな予感・・・次回あるとしたら、もっと大暴れしてほしいなぁって思います。

映画「バベル」 

バベル スタンダードエディションバベル スタンダードエディション
(2007/11/02)
ブラッド・ピッド.ケイト・ブランシェット.ガエル・ガルシア・ベルナル.役所広司.菊地凛子.二階堂智.アドリアナ・バラッサ

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 モロッコで、羊を狙うジャッカル退治にライフルを購入した父親の目を盗み、幼い兄弟2人はライフルの試し打ちをする。ちょうどそこに通りかかったバスに向けて弟が銃を撃つと、運悪くバスの乗客に当たってしまう。
 バスに乗っていたのはアメリカからやってきた夫婦。壊れかけた2人の関係を修復しようと旅に出ていた所だった。そして撃たれたのは、妻。病院もない砂漠の真ん中で夫は途方にくれる。
 この夫婦は2人の子供をメキシコ人の乳母に預けていた。乳母は息子の結婚式を控えていたが、この銃撃によって、子供達の世話から解放されずに困っていた。仲間は誰も預かってくれず、仕方なくメキシコまで2人を連れて行く事にする。その帰り道、酒に酔った甥が、国境の検問を突破した事から、逮捕され、メキシコに強制送還されることになってしまう。
 日本では、耳に障害を持つ高校生が、孤独と疎外感に悩まされていた。彼女の母は、自殺しており、そのことで父親とぎくしゃくしていた。ある日、刑事が父親を訪ねてやってくる。実は、モロッコで起きた銃撃事件に使われたライフルは、彼女の父親がモロッコでハンティングをしたときの案内人にあげたものだった。

 世界は無関係に見えて、実はつながってる・・・・
 ってことを言いたいの?!
 っていうか、申し訳ないけど、つまらん! 驚くほどつまらん!
 この監督、ガエル君が出た「アモーレス・ペロス」の監督なんだ。だから、あちこち話は飛ぶけど、実は全部つながっているという話。なーんだ、同じじゃない!だったら、「アモーレス・ペロス」の方が、まだ分かりやすくて面白かったな。「アモーレス・ペロス」はメキシコだけが舞台だったのを、世界に広げたって感じかな。
 せっかく、ブラピにケイト・ブランシェット、がエル・ガルシア・ベルナルに役所広司、こんな芸達者な人が出ているのに、もったいない気がしました。
 でもこの映画、評価は高かったのよね。。。。玄人受けする作品なのかな。やっぱり凡人には分からないメッセージがあったのかな。「最終絶叫計画」見て笑ってるような私にはハードル高すぎました。涙
 特に理解できなかったのは、菊池凛子さんの演じた少女。なんであんなに色気付いているのか全然理解出来ないし、かなり不愉快で気持ち悪かったです。申し訳ないけど。母親が目の前で亡くなり、トラウマになったのは分かるけど、母親が死んだ理由も分からないし、だからって、なんでもかんでも男を誘うように壊れるのは意味が分からない。あれが日本の象徴になるのなら、不愉快極まりないです。
 全員が全員とも何か問題を抱えていて、それが世界でつながったというストーリーが面白いのでしょうか?!
 お友達からの評価を聞いていたから期待はしていなかったけど、それにしてもつまらなかった。
 ガエル君は、やっぱり綺麗だったけど、あの役も意味が分からないし、もったいない使われ方だったように思えました。「バベル」か「アモーレス・ペロス」どちらか見れば、充分だと思ってしまいました。
 なんかとっても残念。